ITの積極活用について

不動産業界はIT化が進んでおらず、まだ物件図面のやり取りの主流はFAXで行われています。
しかも大きさはB4という他の業界ではあまり見かけない特殊なサイズです。

物件管理や家賃管理も未だにエクセルで管理している管理会社も多いようです。

さらには、家賃の入金確認を、わざわざ毎日午前と午後に銀行に通帳を持って確認しに行っている不動産業者も未だにいるほどです。

こんなアナログ業界のためか、2013年に発表されたオックスフォード大学の論文には、ITやAIの技術革新によって10年後になくなる職業に、レジ係、ホテルの受付係などと並んで不動産仲介業が明記されています。

もちろん全ての不動産仲介業が無くなる訳ではないと思われますが、今後昔ながらのアナログ不動産業者が残っていくのは難しいのではないでしょうか。

賃貸管理や家賃管理、相場家賃を調べる業務等の定型業務は、コンピューターやAIにやってもらい、人員は空室対策や空き家活用、リノベーション等の人間が知恵を絞る必要のある業務に時間を費やし、クリエイティブな働きをすべきであると我々は考えています。

2017年10月1日からは、今まで宅建業法で対面での説明が義務付けられていた重要事項の説明が、Skypeなどのテレビ電話を利用して行う契約方法(IT重説)がいよいよ解禁されました。

これによって、わざわざ賃貸借契約のために入居者様が来店する必要もなくなってきました。

また、賃貸借契約のペーパーレス化も進み、スマートフォンを使った電子署名で賃貸借契約が可能になり、何度も郵送でやり取りするあまり創造的でない仕事も効率的にできるようになっています。

家賃管理や賃貸管理業務も、システムを導入することで入金チェックをコンピューターが行なってくれますので、人為的なミスも圧倒的に少なくなりました。

さらに、空室期間が一定期間に達すれば、アラート表示が出るように設定でき、期間に応じた空室対策を取ることができる為、多くの物件の中で埋もれてしまう心配もありません。

以上のように、不動産管理会社によっても未だにアナログ的で、誰でもできるような事務作業を人間が行なっている会社と、ITを積極的に活用して事務作業はコンピュータにしてもらい、スタッフは空室対策や空き家活用など、よりクリエイティブな活動ができる会社へと格差が広がっているように感じられます。

人間が管理をしているということ=手を掛けている、という時代ではありません。
今現在の管理会社はあなたの大切な資産ときちんと向き合ってくれていますか?

今後、VRやAI技術の発達により、不動産の内覧も入居希望者のみで行われることとなるでしょう。

その際、遠地より時間指定でドアの開閉ができるスマートキーの活用もますます進んでいくものと思われますし、さらに、高齢者の一人入居や日本語が話せない外国人のためにも、AIスピーカーが役に立つことも考えられます。

我々は日々、こういったテクノロジーを賃貸経営に活かせないかを研究し、応用しようと取り組んおります。

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