当社へ賃貸物件管理の変更を希望されるオーナー様の募集状況を確認してみると、レインズという不動産流通機構、いわば不動産業者しかアクセスできない不動産市場に登録されていないとう状況が多く大変多く見受けられます。
もしくは掲載されていたとしても文字情報だけで、間取り図面や室内の写真、周辺環境等の情報が無く、家賃や敷金、1Kとだけ記載されている場合があります。
他にも、募集図面の登録があったとしてもアピールポイントが欠けていたり、他の不動産会社には広告不可と記載されていることも多くあります。
そのため、今の管理会社が「きちんとレインズに登録しています」と言っていたとしても、その内容がどういうものか、適切に広告されているかが重要なポイントとなります。
先ほどのように、ただ文字情報だけだったり、情報不足の募集図面が登録されただけの場合、他の不動産会社はお客様へ紹介をしたいと思ってくれるでしょうか。
現在日本全国で空室が多くなっているという状況で、他の不動産会社にとって分かりやすく、紹介したいと思わせるような情報でないと営業マンは積極的に動いてくれることはないでしょう。
それでは、なぜきちんと物件情報が登録されていなかったり、情報不足の情報しかないことが起こるのでしょうか?
考えられる理由は大きく分けて2つあります。
1.管理会社の怠慢
数多くの物件の中の1物件ということで、単純に埋もれてしまっている。
新築や築浅で綺麗で家賃も高く(当然、仲介手数料高く)、案内をしやすい物件に作業が優先され、築古で家賃の安い(仲介手数料の安い)物件の優先順位が低くなっている。
2.入居者様とオーナー様の両方から仲介手数料(両手仲介料)が欲しい
賃貸会社は歩合制が多く、オーナー様の物件を自分で決めてオーナー様と入居者の両方から手数料が欲しいため、他社に広告を出したくない。
形だけレインズに物件登録をし、他業者にも情報を公開して広く募集しているように見せているが、他業者には紹介して欲しくないためわざと情報不足の広告内容にしている。
以上の2つが、きちんと情報登録されていない主な原因となります。
この傾向は、私どもの経験上、大手になればなるほど強くなるようです。
当社では、昭和の築古物件でも1日も早く入居者を決められるよう、幅広く広告宣伝し、さらにITで物件の管理を行なっていますので、一定の空室期間ごとにアラートで物件の色が変化し、それぞれに適した空室対策を行なっておりますので、物件が埋もれてしまい置き去りになってしまうということもありません。
まずは現在の空室の募集状況を確認してみませんか?
こちらのフォームから、オーナー様の物件情報等を入力していただきましたら、現在の募集状況の確認と分析をし、ご連絡させていただきます。
※主にレインズ(物件流通情報)という不動産業者のみがアクセスできるサイトにアクセスして調査させていただきますので、現在の管理会社様に連絡することはありませんので、ご安心ください。